お知らせ

ブレザー考

ブレザー考

おしゃれなお芝居の万能役者。

カジュアルからフォーマル・ユースにまで使えるワードローブの中でもピカイチのアイテムです。ケンブリッジとオックスフォードの対校レガッタの時、ユニフォームに真紅のフランネル(フラノ)のジャケットを着たのが燃え立つように見えたのでブレージング・ジャケットと呼ばれた説や、ブレザー号という船のユニフォームで有ったのを始まりとする説などが有りますが、さだかでは有りません。

アメリカの学生達のチェックポイントとしては、ナチュラル・ショルダーである事、胸グセなしのストレート・ハンギングであること、胸はパッチ・ポケット、サイドはパッチ&フラップ・ポケットである事、三つボタン、上2個がけで一番上のボタンは胸ポケットのトップ位置、下のボタンはサイド・ポケットのトップ位置にある事、ウエルト・シ―ムをかけること、メタル・ボタンを使用し、袖ボタンは2個である事、ベントはセンター・フックド・ベントである事、フランネル仕立てである事。ダブルブレストの場合もこれに準じますが、ベントはサイドにします。

ベイシックカラーとしてはネイビー・ブルーの着こなしから始まります。この他にカラー・バリエーションとしては真紅、キャメル、オリーブ・グリーン、白、エンジ等です。黒は日本的な趣味で、欧米諸国ではあまり見かけません。無地に限られるのですが、クラッシックな雰囲気のブレザー・ストライプは別枠です。挑戦されてみては如何でしょう。

着こなしコーディネートのルールが色々あります。

まずボタンです。必ず金属製を使用します。素材はブラス、シルバー、金張り、金メッキ、そして金と金色のものが主流です。フラットなボタンの場合はブラスにクレストを彫りつけたり、七宝加工でエンブレムをつけたりしたものが有ります。ふくらみをもたせ、クレストや帆船等を打ち出したものもなかなかシャレています。メタル・ボタンの世界の最高のメーカーはスエ―デンのスポラング社だと覚えておいて下さい。同じブレザーでもボタンをハイ・グレードのものに替えるとびっくりするほど見栄えがします。ボタンと同様にブレザーをカスタマイズするものにエンブレムが有ります。特に英国のレジメンタル・エンブレムは金モールが重厚で素晴らしい出来上がりです。オックスフォードのBDシャツにレジ・タイ、グレイ・フラノのパンツできめては?

  • Category:
  • Author:toyosha1040
≪ new york